ドラムセットや練習パッドがなくても出来ちゃう練習方法をいくつか紹介します!


歩きながらリズム感向上

歩いているときに足が地面に接地する瞬間を狙って「イチ,ニ,サン,シ,イチ,ニ,サン,シ,」
と数えていくのは簡単にできると思います。では足が地面に接地する瞬間の「ウラ」(足が あがった瞬間)を狙って「イチ,ニ,サン,シ,イチ,ニ,サン,シ,」と数えてみてください。
やったことない人は難しいと感じるかと思います。

やり方は、「イチ,ニ,サン,シ,イチ,ニ,サン,シ,」それぞれの間に「と」を入れて

「イチ と ニ と サン と シ と イチ と ニ と サン と シ と」

と数え、「と」の瞬間に足が地面に接地するようにします。
ゆっくり声を出しながらやってみればコツがつかめるかと思いますが、街中でやると ポリスに呼び止められるかもしれないので気をつけてください。

これをやっているとリズムの「ウラ」に対する感覚が強化されます。

好きなドラマーのビデオをひたすら見る

あたりまえじゃん!と言われたらそれまでですが、「イメージトレーニング」の 重要性は計り知れないものがあり、何度も何度も同じビデオを見てプロのドラマーの プレイを脳裏に焼き付けることは後々の大きな練習効果の向上に結びつきます。

プロの演奏には目で見えているもの以上に、とても多くの技術が含まれています。

特にノリの出し方やテンポのとり方、当然難解な手順のテクニックもそうですが、 1回見ただけでは気付くことすらできない技術も、繰り返し見るうちに無意識に 脳に焼きつき、ある日自分が壁にぶつかったときに、その壁を乗り越えるヒントに なってくれることが多々あります。