練習パッドについて
いつでも好きなときに生のドラムセットで練習できる環境があれば
それに越したことはありませんが、自宅などでは多くの場合、
ドラムセットの代用品を用意して練習を行います。
お金をかけなければ、座布団や雑誌などで代用することも可能ですが、
各メーカーから販売されている「練習パッド」も良くできているものが多いので、
愛用されている方も多いようです。
練習パッドには大きく分けて「一点タイプ」と「ドラムセットタイプ」があります。
一点タイプは、基本的にスネアを想定しており、主にスティックコントロールの
練習に用いられます。
素材はゴム製のものが多いですが、
ジェルを用いた消音・防振性の高いもの
小型のヘッドを実際に張って、本物とほぼ同じ感触を再現したもの
メッシュ材を張って、消音製、感触を共に重視したもの
など、様々なタイプがあります。
ドラムセットタイプの練習パッド(練習台)は、その名の通り実際の
ドラムセットを想定しています。
こちらもゴム製やプラスティック製のものが多いですが、安価なものは
粗悪品が多く、すぐに壊れてしまったりするので注意が必要です。
ただし、しっかりしたドラムセット型の練習台を買う場合は、安価な電子ドラムも
視野に入れた方が良いかもしれません。
もしもドラムセット本体を持っているのであれば、消音用のラバーパッドを取り付けるのも
良いですね。
ただ、これをつけてもそれなりに大きな音が鳴ってしまいますので、閑静な住宅街や
マンションでは難しいかもしれません。
また、フットワークの練習には、ペダルを取り付けられる練習パッドもあります。