スティックについて

ドラムセットを叩くための棒です。

たくさんの形状や材質のものがあり、使い方や好みによって選ばれます。

長さは40cmくらいが標準で、太さは14mmくらいが標準と言われています。


〜形状〜

・チップ・・・音のツブやショット後のリバウンドに影響する。

・球型・・・最も広く使われている一般的な形。

・卵型・・・球型よりパワーは出しにくいけど繊細な演奏に向いている。

・ナイロン・・・音のツブがそろいやすい。チップ割れもない。

・ダブルグリップ・・・その名の通り、グリップ部のようにチップがない。 その分先端が重くなるのでパワーがでるが、繊細な演奏はは難しくなる。

・太さ・・・一般的に細い方がコントロールしやすく、太い方がパワーがでる。

他にグリップ部にゴムを張ったやつとか色々な種類があります。


〜材質〜

・オーク(ブナ科の木。カシ、ナラ、カシワなど)・・・硬い。シャープで硬い音になる。

・ヒッコリー(クルミ科の木。)・・・柔軟性があって丈夫なので広く使われている。

・メイプル(カエデ、モミジ)・・・硬く軽い。ライトサウンドに向く。折れやすいのが難点。

・カーボン(炭)・・・折れにくい(らしい)。木のスティックとかなり感じが違う。

他に鉄のやつとかもあります。