ビートボール奏法

これはバスドラのパワーアップに非常に効果的な練習法です。 筋トレに近いかもしれません。
ひたすら貧乏ゆすりのような感じででバスドラを踏むという単純なものですが、 続けてみるとかなりキツイはずです。
個人練やバンド練の合間などにコツコツ続ければ、将来必ず効果を実感できるはずです。



スライド奏法(足のダブル)

足ですばやい2発を踏むときに有効な奏法です。
ヒールアップで行います。

まずフットペダルのプレートの手前側(バスドラから遠い側)を1発踏み、 そのまま足を奥にスライドさせて2発目を踏みます。
1発目の反動を利用するわけですね。

練習すればかなりのスピードのダブルも踏めるようになります。
また練習によって、ダブルに限らずトリプル以上の連打も可能になります。

ちなみにブラシでスネア等をこする奏法もスライド奏法と呼んだりします。



足首のスナップ奏法

スライド奏法と同じくバスドラを2連続で踏むテクニックです。
「手技系」の場所で書かせてもらった「ダウン&アップ」の 「足バージョン」と言ってしまっていいかもしれません。

かかとを上げたまま一発踏み、かかとを踏み下ろすときにもう一発踏み込みます。
足のつま先をあまり意識せず、かかとをペダルのプレートに突っ込む感じです。

スライド奏法が2連発の音の大きさを揃えるのが非常に難しいのに対し、 これはマスターすれば、かなりきれいな2連発を鳴らすことができます。が、 その分難易度はスライド奏法より上だと思います。



移民の唄のリズム

「移民の唄」って言われてもピンとくる人は少ないかもしれませんが、昔 プロレスの入場曲に使われてたことがあったりして聴けばわかるはず・・・。
確かレッドツェッペリンの曲でしたか。

まあ重要なのはメロディーではなくてバスドラのリズムなんです。
これが非常に難しいので、足のコントロール性を飛躍的にアップさせてくれるはずです (休符は記述しておりません)。